「“いい会社”をつくろうとは思っていない。世界と闘うために、個々の力を限界まで引き出す必要があるだけ」サイボウズ 青野慶久社長
「100人いたら100通りの働き方」の実現を目指し、さまざまな働き方改革に取り組んできたサイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久さん。次々に繰り出す人事施策は、多くのメディアでも紹介され、注目を集めてきました。しかし、青野さんは「“いい会社”をつくろうとは思っていない」と言います。青野さんは何のために、社員が心地よく働ける組織を目指してきたのか? 背景にある想いも含めて、取り組みを語っていただきました。
サイボウズ社長に就任後、離職率が28%に。どん底を知った改革前
――業務効率化のため、およそ46,000社が導入するサイボウズ株式会社のプロダクト。まずは、そんなツールを生み出すこと...