弁護士 → ライフプランナー、そして管理職へ。“掛け算”でキャリアを築き、自分の価値を高めていく 藤田 沙穂里<後編>
「弁護士」と聞いて、どんな人を思い浮かべるだろう? ルール(法律)に則り物事を判断する、論理的かつ合理的な判断をするといったイメージが先行する人も多いのではないだろうか。
しかし、そんなイメージのある弁護士から、人と「情」でつながる世界を求めてセカンドキャリアを選択した女性がいる。プルデンシャル生命で営業管理職に就く、藤田沙穂里さんだ。彼女はこの春、同社で女性の前例が極めて少ない “支社長” に就任した。これからは“支社”という一つの組織をまとめ、経営することになる。
そんな藤田さん、学生時代には大きな挫折を経験し、その後、長い苦学の期間を経て念願の弁護士となったという経歴を持つ。彼女は...