選んだ舞台が、経験が、私の個性になっていく――バレエダンサー・飯島望未さん
バレエの世界には、さまざまなヒロインがいる。たとえば恋する美しい町娘。たとえば白鳥に姿を変えられた姫……。今回のミモザなひと・飯島望未(いいじまのぞみ)さんは、国内外の大舞台で、多彩な表現をもって数多の役を演じ分けてきた。
6歳でバレエをはじめ、16歳のとき史上最年少でアメリカのヒューストンバレエに入団。2019年には最高位であるプリンシパルとなり、数々の名作の舞台に立った。現在は熊川哲也氏が代表を務めるバレエ団・K-BALLET TOKYOに所属。プリンシパルとして最前線で踊り続ける傍ら、ファッションモデルとしても個性溢れる姿で誌面を飾っている。
世界の舞台を生き抜けるほどの個性を、ど...