プロ野球選手からの転身 。再び努力ができる"マウンド"に立ち、自分だけの「勝ち方」を見つけるまで—— ライフプランナー齊藤信介
炎天下の名古屋。ナゴヤドームで撮影を終え、取材先へと向かう齊藤さんの愛車内には、2008年にヒットしたレミオロメンの『もっと遠くへ』が流れていた。
「何度聴いても、いい曲ですよね。全てを捧げて必死だったあの頃の気持ちを忘れないように、こうして時々聴き返すんです。自分の気持ちを奮い立たせるために」
この曲がリリースされたその年、現在はプルデンシャル生命のライフプランナーとして活躍する齊藤信介さんは、プロ野球球団・中日ドラゴンズの投手として1年7カ月ぶりに一軍に出場し、プロ初勝利を挙げた。
2012年、プロ野球選手を引退。球団職員としての経験を経て、齊藤さんはプルデンシャル生命の門戸を叩いた...