「日本には “失敗” に寛容な環境が必要」 元ビリギャル・小林さやかさんが辿り着いた、仕事と人生の哲学
ベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)の主人公 “ビリギャル”には、実在するモデルがいる。現在NY・コロンビア教育大学院に通う、小林さやかさんだ。ビリギャルとして一躍有名になった経験は、その後の人生にも大きな影響を与えたという。
小林さんは慶應義塾大学を卒業後、一般企業で働いたのち、2014年に独立。“子どもたちの可能性を広げたい”という想いから、自身の過去の経験を活かし、全国各地で教育に関する講演活動を行ってきた。そして2022年の秋には順調だった仕事を手放し、教育心理学を学ぶため大学院進学という道を選択している。...