周りの声に応えていたら、世界が広がっていった

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――大学を卒業し、サントリーに就職したのはなぜですか?

トヨマネ:ボート部で“水と生きていた”からです(サントリーのキャッチフレーズは「水と生きる」)。

――うますぎる。

トヨマネ:これは半分冗談で、半分ガチですね。テレビやコンサルティング、広告業界などを中心に就活していたんですが、広告や商品の雰囲気が好きだったサントリーを受けたら内定をいただいて、面白そうかつ働く環境が気に入って入社しました。

配属されたのは健康食品の部署。サントリーのいわゆるブランド飲料担当に配属されたらいいな~なんて思っていたので、正直、期待が外れてがっかりしたところもあります(笑)。でも、当時の上司が提案の作り方やビジネス的なプレゼンのお作法、目の前の相手ととことん向き合うマーケティングのマインドなどを叩き込んでくださって、本当によい学びがありました。

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――そんな社会人生活で得たスキルとマインド、そして余暇の時間をもって、人生を変えるパワポ芸を始めたわけですね。

トヨマネ:いくつかのパワポがバズってフォロワーが増えるまでは、意味のわからん画像をつくっては投稿しているだけの奇人でしたよ(笑)。でも「桃太郎」あたりから風向きが変わり、「パワポのつくりかたの勉強会をしてほしい」「僕の資料をブラッシュアップしてくれたら5万円払います」といったご依頼が届くようになって。そんなときに、パワポ作りのノウハウをまとめるべきだというアドバイスを受け、noteを書いて公開したら、書籍出版のお話までいただいたんです。自分のやれることがどんどんふくらんでいきました。

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――さまざまなオファーが増えるなか、2022年にはついにサントリーを退職して独立。大企業を辞め、パワポに集中するに至った経緯を聞かせてください。

トヨマネ:大企業の看板ではなく、自分自身のスキルに価値を見出していただけることがとにかくうれしかったからです。本業と副業の収入がトントンになったあたりで、ここに集中すればもっと世界を広げていける気もしました。

ただただ周りの方が求めてくださることに全力でアウトプットを出し続けていたら、わらしべ長者みたいにたどり着いたのがいま……みたいな感覚です。

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