新しい挑戦をして、世界を広げていきたい。藤岡みなみが考える“繋がり”の方向性
「人は誰でも/(スラッシュ)である」――。これは文筆家の藤岡みなみさんがミモザマガジンのエッセイで綴った言葉。「/(スラッシュ)」とは、台湾の政治家・プログラマーであるオードリー・タン氏が生み出した言葉で、複数の肩書きを持つことを表している。
藤岡さんは、仕事の面では文筆家・ラジオパーソナリティ・書店の店主、ドキュメンタリー映画プロデューサー、プライベートでは妻であり母……と、たくさんの肩書きを持ち、そのどれにも縛られずに生きている「ミモザなひと」だ。
彼女のキャリアのスタートは早く、子役時代までさかのぼる。華やかな芸能界を生き、一度は表舞台から降りたものの、再びラジオパーソナリティにな...