僕が面白いと思うものをつくり続ける

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――万博を終えて、創作意欲やものづくりとの向き合い方に変化はありましたか?

落合:いえ、変わらず淡々とものをつくり続けている感覚ですね。万博が終わって4日後には、もう新しいグループ展をスタートしました。ただ、それが愛媛県の古墳を舞台にした「色²池:空を溶かす、1500 年の眠りの鏡」という作品なんです。古墳の中にスピーカーを入れて鏡と組み合わせたアートで、あれはよかったですね。 xsaという建築事務所の二人とのコラボの作品です。そのうちの一人は、null²の建築設計を担当していた笹村さん。古墳の中、すごくいい空気が流れていました。みんな古墳という存在は知っているけど、なかなかその中なんて入れないし、しかもそこで展示をつくらせてもらえるなんてよっぽどじゃないと無理でしょ。OKがいただけてありがたかったです。

――古墳に始まり、古墳に終わったこの数年だったんですね。

落合:古墳万博を着想し、そこから生まれた「null²」を終え、そのあとすぐ本当の古墳でアートをやる……すごくいい流れに落ち着いたなと思いました。でも、一回こうやって古墳で作品をつくってみると、意外とほかにも「この古墳でやっていいよ」って人が現れたんですよ。だからまたいずれ、古墳で別の作品をつくるかもしれません。

――古墳でのアートだけでなく、今後はどのような作品づくりを考えていますか?

落合:基準はシンプルで、僕が見て面白いものをつくること。僕は面白さに対して厳しいから、僕が面白いと思うものはある一定の層から見ればかなり面白いものなんです。かつ、クオリティが高いものをつくれば、さらに面白いと思ってくれる人が増える。だからこれからも、僕の目を基準に作品をつくり続けていくつもりです。

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執筆:菅原 さくら 撮影:梶 礼哉

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