「人生をかけてみたい」と思える仕事との出会い。

広告代理店で働き始めた頃、プルデンシャル生命でライフプランナー(営業社員)の仕事をするパートナーの婚約者として、表彰式に同席する機会があった。そこで見た光景は、彼女の心に強烈な印象を残すことになる。
「プルデンシャルで一番大きな表彰式には、優績のライフプランナー本人だけではなく、家族も招待されることがあります。ステージ上で表彰されるライフプランナーの姿は眩しいほど輝いていたし、ご家族の幸せそうな笑顔も印象的でした。『私もあのステージに立ってみたい』と、すっかり魅了されてしまって……」
福地さんの心には、「絶対にプルデンシャルで働く」という次なる目標が生まれた。
「『いつかこの会社で働きたい』という気持ちは強かったですが、当時はとにかく彼の仕事を応援していました。だったら今は、広告代理店で営業としての経験やスキルを最大限吸収しておこうと。その時に学んだ、コミュニケーション能力、お客さまとの関係構築、状況に合わせたビヘイビア。実際に、そのすべてが今に生きています」
その後、パートナーと結婚した福地さんは、同社の家族イベントに参加するたび、夫の上長である支社長から「そろそろ、うちに入社したら?」とスカウトの声をかけられていた。
「憧れている会社からスカウトの声をかけてもらっている事実がうれしくて、それが自分の自信と、転職のタイミングを待ち続けられる力にもなっていました」と福地さんは振り返る。
その後、夫が家業を継ぐために退職し、入れ替わるように福地さんがプルデンシャルに入社。
やりがいを感じていた広告代理店での仕事を手放すからには、ライフプランナーとして必ず成功すると誓いを立てた。自分にプレッシャーをかけたのだ。
その言葉通り、福地さんは新人ライフプランナーとして最高のスタートを切る。そして、当時の夫と別々の人生を歩むという決断をした。その後しばらくして、再婚、妊娠、出産という大きなライフイベントが重なる中でも、福地さんの成功への想いは揺るがなかった。

そこまで頑張れた原動力はなんですか?
福地さんにそう尋ねると、「プルデンシャルに入って、人から頼られる喜びを日々感じるようになったから」という答えが返ってきた。
「長女ということもあるのか、人に頼られることがすごくうれしいんですよね。お客さまからは、仕事のことでもプライベートなことでもなんでも相談してもらいたいし、力になりたい。なんでもお話いただけるように、まずは自分から積極的に自己開示をしています」
自分がどんな人間で、どんな経験をしてきたのかを知ってもらうことで、お客さまとの距離が近くなり、安心してもらうことができる。それは福地さんなりの配慮でもあった。
「お客さまにとって最適な保障をお預かりするためには、ご家族にすら言いにくいこともお話いただく必要があります。お金のこと、体況のこと、ご家族関係など、とてもセンシティブなお話になることもありますが、全てをお話いただくことで、『なにがあっても一番に駆けつけよう、プルデンシャルに居続けることでずっとお客さまを支えよう、そして人生をお守りしよう』という担当者としての覚悟を持てるんです」
仕事に対するエネルギーと相手を想う包容力を併せ持つ福地さんだからこそ、お客さまから頼られ、愛されるのだろう。人から頼られる喜びを感じ、それが仕事への情熱になる。
福地さんは、「生まれ変わってもまたプルデンシャルで働きたい」と言う。
「保険にご加入いただいたうえに、お客さまからは『ありがとう』という言葉をいただくことがあります。お土産や誕生日プレゼントをいただいたり、少しまえには『福地さんのような女性になって欲しいから』と、お子さんに『美穂』という(私と同じ)名前を付けてくださったお客さまもいらっしゃいました」
「こんなに誰かの人生に寄り添えて、感謝していただける仕事なんて、きっと他にありませんよ」

執筆:佐伯香織 撮影:梶 礼哉 構成:プルデンシャル生命広報・ミモザマガジン編集部