プレイヤーからマネージャーという立場になり、自分の新しい感情に気付いた

福地さん自身も、セールスマネージャーとなったことで自分の変化に気付いたと話す。
「今までは自分の仕事の“結果”を追い求めてきました。でも、人を採用し育成する立場となった今は、採用したメンバーの成功が第一です。皆、それまでの仕事を辞めて人生をかけて転職してくれています。だからこそ、仕事の充実度はもちろん、生活水準も含めて心から『ライフプランナーになってよかった』と思ってほしい。皆の人生をより良いものにしなければという責任を感じています」
メンバーにとことん向き合い、成功を全力でサポートする。だからこそ、福地さん自身が「この人と一緒に働きたい。この人なら成功できる」と信じられる人だけに声をかける“厳選採用”を徹底しているという。
これまで福地さんが採用したメンバーは4人。もちろんうまくいく時ばかりではない。採用や育成の難しさもひしひしと感じている。
「難しい仕事だと感じるからこそ、メンバーの努力が結果に結びついた時には、自分が目標を達成したときよりもずっと大きな感動と喜びがあります。南くんから、『僕の人生を変えてくれてありがとうございます。今、人生で一番楽しく働けています!』と言われたときには心が震えましたし、マネージャーという仕事の醍醐味を知りました」

その時の気持ちについて、南さんはこう語る。
「社会に出てから、『働く=辛いことに耐えること』だと思っていました。でも自分の可能性を信じて前向きな言葉をかけ続けてくれた福地さんのおかげで、自分に自信をもって愚直に目の前の方と向き合うことができるようになりました。仕事を通じて、自分らしく生きられることに気付いたんです。福地さんという存在は、先輩として追いかけるべき姿であり、僕らライフプランナーが帰る場所でもある。本当に感謝しています」
プルデンシャル生命では2025年から、女性の営業管理職向けに経営層が1対1で直接メンタリングを行うプログラムを実施している。福地さん自身も、ゆくゆくは支社長、そして経営層になりたいという明確な夢を描く。
「自分が目標とする営業本部長と1対1でお話する機会をいただいていることは、とても恵まれた環境だと感じます。百戦錬磨で経験豊富な方になんでも相談ができる。月に一度のメンタリングの時間を通じて、頭の中が整理できます。今後のキャリアアップのための具体的なアクションついても、気づきやアドバイスがもらえますし、リアルな経験談もうかがえる貴重な時間ですね」
