研修会 2日目


私たちがお届けするのは、故人からご家族への「愛」

画像1: 私たちがお届けするのは、故人からご家族への「愛」

2日目は、「保険金のお支払い」に関する体験談の共有からスタート。プルデンシャルでは、「保険金をお届けすること」がお客さまとのお約束を果たすこと、つまりライフプランナーとしての使命であると全社員が信じています。お客さまにとって大切なご家族への「愛」を生命保険という形でお預かりし、いつの日か遺されたご遺族に故人の「想い」とともに保険金をお届けする。つまりライフプランナーには、ご遺族にとって人生で最も辛い瞬間に立ち合うという事実に対する覚悟が必要になるということ。

ここで登壇したのは、中西美貴さんと、近藤有希さん。お二人とも、大切なお客さまから「愛」をお預かりし、そしてご遺族に「愛」をお届けした経験がありました。

画像2: 私たちがお届けするのは、故人からご家族への「愛」

近藤さんは、前職の同期だったお客さまについてお話されました。お客さまは、病気が発覚した時点でステージ4bの胆管がん、生存率中央値は1年という状況。お客さま自身も緩和ケアを勧められていたといいます。

近藤:私と同い年の同期のお客さまから「がんになった」とご連絡をいただいたときには、私も頭が真っ白になって。お子さまも生まれたばかりでした。「もうダメかもしれない。自分はどんな保険に入ってたかな?」と聞かれ、言葉を選びながらも「もしあなたが亡くなったら、ご家族にはこれだけのお金が遺るよ」というお話をして。絶望感でいっぱいだったお客さまが、奥さまとお子さまが生活するに十分なお金があるとわかって、少し安心してくださったことが伝わってきました。

お金の問題がクリアになると、ご本人もご家族も少しだけ前向きな気持ちになり、将来に目を向けることができる。とても辛い中でも、「万が一の備えをしておいてよかった」と思っていただくことが私たちライフプランナーの使命ですよね。この職業が決して無くなってはいけないと強く思った瞬間でした。

画像3: 私たちがお届けするのは、故人からご家族への「愛」

中西さんは、ご加入当時は28歳の独身で、その後ご結婚された男性のお客さまについてお話されました。第一報は奥さまからのメールだったと言います。

中西:「夫が心肺停止で倒れ、4日目になります」。そんな書き出しでした。何度見返してもその文面が変わらない。「夫が中西さんから保険に加入していることは知っています」「ですから、万が一のときに頼れるのは中西さんだけなんです」……。そして、最後の一文に、「私、いま臨月なんです」と。頭を殴られたような気持ちでした。すぐにご加入の状況を確認し、「とにかく奥さまの力にならなければ」と全身が奮い立つような感覚になったことを今でも覚えています。

ご連絡をいただいた5日後、お客さまは30歳で旅立たれました。奥さまは臨月の大きなお腹をかかえてご葬儀をされ、その2週間後に出産。落ち着いた頃にご連絡し、私は保険金のお支払いとともに、生前にご主人が書かれた「ラブカード」の存在をご案内しました。そこには、ご主人の愛情がこもっていました。ラブカードを読まれた奥さまは、「私は、自分以外の人を想って保険に入るような人と結婚できていたのですね」と号泣されて……そのとき私は、初めて「ライフプランナーとしての仕事ができた」と思えたんです。

※プルデンシャル生命で、保険加入時にお客さまにお渡しするカード。通称「人生最後のラブレター」。ご契約者さまに、保険金を受け取るご家族に宛ててメッセージを書いていただく。

画像4: 私たちがお届けするのは、故人からご家族への「愛」

中西:そして私自身の話になりますが、数ヵ月前に乳がんのステージ1であることが発覚しました。部分摘出と通院での治療に加えて、今もホルモン療法を続けています。自分が病気になって生命保険の給付金を手にしたとき、「このお金は自分のためじゃなく、家族のために使いたい」「治療の期間は子どもたちと過ごしたいな」……そんなふうに考えている自分がいました。

こうして前向きに考えられたのも、私にはしっかりとした保障があったからです。ライフプランナーとして、正々堂々と、真正面から、目の前のお客さまに必要な保障をしっかりとご提案する。これが、私たちの使命だという確固たる想いを持ちました。



私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」

2日目の午後は、それぞれ自分が学びたいテーマを選択し、ライフプランナーとしての考え方やノウハウを学ぶ「分科会」。今回は6つのテーマで分科会が開催されました。

画像1: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」

「自分の得意を、存在価値にしよう」というテーマで登壇したのは、岡崎まさみさん、鈴木奈美さん、宮島妙さんの3人。中でも鈴木さんは、重度の障がいを持つお子さんがいるママライフプランナーです。

鈴木:障がいを持つご家族がいる「当事者家族」のことを一番理解できるのは、やはり「当事者家族」だと思います。私は今、「障がいのある人の親なきあとの支援」に力を入れています。私自身、自分がいなくなってしまったときに遺される子どものことがとても心配なので……。

寄り添い方はさまざまですが、やはりお客さまにも「鈴木さんはわかってくれる」と本音をお話いただけることが多いです。でも、障がいに関することではなくても、皆さんもママであったり、介護をしていたりと何か頑張っている部分があるんじゃないでしょうか。それを自分の“強み”だとプラスにとらえて、目の前の方に寄り添ってみてほしいです。きっとそれがご自分の存在価値になると思います。

画像2: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」

そして特に注目を集めたのが、「LifeとWorkの両立」というテーマ。子育てや介護と仕事を両立するパワフルなライフプランナー、木村絵美さん・西田まゆみさん・新美友佳子さんが登壇しました。木村さんからは、ママワーカーなら共感必至のこんなエピソードが。

木村:我が家は夫が忙しく、月・火曜日以外は“ワンオペ”です。子どもって本当に読めなくて、大事なアポイントがある日に限って熱を出したりしませんか?「ああ、よりによって今日か」……って。ある日、どうしても外せない予定があり、熱のある息子を病児保育に預けたんです。別れ際、息子に「いい子で待っていてね」と伝えたら、「僕はママに甘えたい」って。熱を出して「甘えたい」と言っている息子を預けて、仕事に行くべきなのかと本当に胸が痛んで。

当時を思い出し、思わず涙を見せる木村さんの姿に、会場にはハンカチで目を抑える参加者の姿が。この木村さんのエピソードを聞き、子育てにおける先輩である宮島さんが、優しいメッセージを贈ります。

画像3: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」

宮島:私も中学生の娘がいるので痛いほど気持ちが分かります。そんなときは、「辛いのに頑張ってママを待っていてくれてありがとう」と伝えてあげてほしいです。

ママって、子どものことになると、いろんな場面で「ごめんなさい」とよく謝りませんか?「子どもが体調不良で、仕事を休んでごめんなさい」「今ちょっと手が離せなくて、ごめんなさい」……。でもそれって違うんじゃないかなって。

子育て中って「ありがとう」の時期だと思うんですよ。謝るのではなくて、手伝ってくれる人に対して「ありがとう」って感謝の気持ちを伝えてほしい。周りで見守ってくれる人は、みんな味方だと思って頼ったらいいんです。そして子どもが手を離れたら、次の世代を助けていけばいい。

特にプルデンシャルは「家族愛」を大切にする会社ですから、支社に子どもを連れて行ってもみんなかわいがってくれますよね。私も子どもが小さい頃は、何度も子連れで出社して、営業所長に面倒を見てもらっていました(笑)。今でも感謝しています。だからみなさんも、周りを信頼してたくさん頼っていきましょう!

画像4: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」

 

分科会の合間に、昨年ライフプランナーになった竹内最望さんと、今年から営業管理職に転身した久松安奈さんにお話を伺うことができました。

画像5: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」
――今回初めてのMimosa研修会参加、率直な感想はいかがでしたか?

竹内:本当に参加できてよかったです!実は、昨年から今年の春にかけてがむしゃらに頑張っていたので、最近は燃え尽き症候群のようになっていました。父もライフプランナーなので、所属する支社のみなさんからは(父への気遣いから)私はあまり怒られることがないんです(笑)。でもこの研修会では、「もっとちゃんとしないとダメだよ!」って怒ってくれる先輩もいて……。私のことを考えて言ってくださっているということが伝わって、すごく嬉しかったです。

「こんな女性ライフプランナーになりたい」と思える先輩とお話ができたり、帰ったら即実践してみたいTipsもたくさんありました。今モチベーションがすごくアップしているので、早くお客さまのところに向かいたい気持ちでいっぱいです!

画像6: 私はこれを学びたい。自らテーマを選んで学ぶ「分科会」
――久松さんは「My Rules」出演後、今年の秋から営業管理職に転身されたそうですね。営業所長の立場から見たMimosa研修会はいかがでしたか?

久松:登壇されたみなさんの言葉を吸収しつつ、「プルデンシャルで働く意義」を再確認した研修会でした。今はライフプランナーを採用し育てる立場になりましたが、やはりここは「自己実現」ができる会社だと感じます。

“なりたい自分になれる”のがライフプランナーの魅力ですから、女性にこそ、この素晴らしい環境を知ってほしい。私自身も、活躍する女性ライフプランナーがもっと増えるように活動していきたいと思いますね。



このMimosa研修会は「輝く未来のための投資」

学びと気付きに溢れ、沢山の絆が生まれた、あっという間の2日間。

Mimosa研修会は会場費や参加する女性の交通費・宿泊費を、会社が負担して運営されています。
決して少なくない費用を、「女性たち」にかけることへの期待について、同社でDE&I推進の責任者を務める、執行役員常務の石毛武志さんに伺いました。

画像1: このMimosa研修会は「輝く未来のための投資」
――今年も200名を超える参加者が集ったMimosa研修会。DE&Iの責任者として、この会に期待するのはどのようなことでしょうか。

石毛:日本における女性の活躍はまだまだ遅れています。一朝一夕で飛躍的に進むものでもない。数年前と比べて温度感は高まっているものの、やはり5年、10年と長いスパンで取り組む必要があるでしょう。プルデンシャルにもその社会的な課題に取り組む責任があると考えています。

社内に目を向けると、プルデンシャルは「Free to Work」という働き方や、「貢献=報酬」という報酬体系など、「女性の活躍」を推進するための環境が整っています。女性だけのために整えたのではなく、創業時から大切に守ってきた制度です。しかし、女性の成功事例がまだ多くはない。だからこそ、彼女たちにはもっと上手にその制度を使い、自分らしいスタイルで活躍してもらいたい。制度だけでは補えない部分は、仲間との絆で解決できることもあるでしょう。そこで、この研修会のように仲間とつながる機会を大切にしているのです。

――石毛さんは、研修の参加者の皆さんが今後どのような活躍をすることを期待されていますか?

石毛:2日間でたくさんの刺激を受けたと思います。まずは、ここでの学びや気づきを持ち帰って、多くの仲間に広めてもらいたいですね。自分の知識やノウハウを惜しみなく仲間にシェアする姿勢は、プルデンシャルらしい文化ですから。そして、学ぶだけで満足せずに、それを実践し、成果につなげてほしいです。

――これだけ学びの多い研修を、社内で企画・運営できることも、プルデンシャルの強さなのではないでしょうか?

石毛:そうですね。今回の研修会を運営してくれたメンバーや、登壇してくれたメンバー、そしてサポートしてくれた本社のメンバーに対しては心から感謝を伝えたいです。運営メンバーの大半は、フルコミッションという完全歩合制の営業の世界で働いています。お客さまのもとに足を運ぶ時間を割いて、仲間のため・会社のためを思い、一肌脱いでくれた仲間たちです。いつまでも、皆が皆のためを考えられる文化が根付くプルデンシャルであって欲しいと願っています。

画像2: このMimosa研修会は「輝く未来のための投資」

おわりに ~ミモザマガジンより~

誰一人として、誰かと全く同じ人生を歩む人はいません。私たちは、自分だけの“オーダーメイドの人生”を歩んでいるのです。

だからこそ、「自分らしく働き、生きる」という意味を、もう一度深く考えてみませんか?

自分はどうありたいのか、どこで、だれと働くのか。何を大切にしたいのか。

これからもミモザマガジンは、みなさんが選択する“自分らしい”働き方・生き方に、ミモザの花のような小さな輝きを添えていきたいと思っています。


執筆:山口真央 撮影:(1日目)大嶋千尋 (2日目)宮崎隼 構成:プルデンシャル生命 ミモザマガジン編集部

This article is a sponsored article by
''.