自分の中の課題を見つけ、改善する。その姿勢が好循環を生む

周囲から、「さらに明るくなった」「楽しそうに仕事している」と言われるようになった大塚さん。入社当時は生命保険の重要性を理解していても、アウトプットする力が未熟で悩んだこともあった。しかし今では「人生設計の考え方を若いうちに教えてもらえてありがたい」「若いうちに保険に加入するメリットを知ることができた」とお客さまから感謝されることも。その言葉で、ポジティブな気持ちになり、自分に自信が持てるようになった。
「もともと私のお客さまだった人が、『大塚さんの明るさや、楽しそうに働いている姿に憧れる。私もそうなりたい』と、プルデンシャルに入社して後輩になったんです。ものすごくうれしかった。私自身、日々の充実を感じているし、天職だと思っています」
そんな日々の充実が、大塚さんの考え方にも影響を与えているようだ。
「前職であればマッチングができなくても、『条件と求職者の希望が合わなかったな』と思うにとどまっていました。でも今は『独身だから保険は必要ない』と断られると、もっと理解していただけるようなわかりやすい伝え方ができなかったかなと、“自責”で考えられるようになりました」

取材の最後、大塚さんに目指したい将来像を聞いてみた。
「いまの目標は、80歳までライフプランナーを続けること。会社の定年は60歳ですが、80歳まで雇用延長できるんです。60歳で退職してしまったら、ほんの一握りのお客さまのご家族にしか保険金を直接お届けできません。一人でも多くのご家族に保険金をお届けできるように伴走していきたいです」と決意を語ってくれた。
その想いの根底にあるのは、ご加入時に込められた想いを、確かなかたちでご家族へ届けたいという願いだ。
「亡くなったお客さま、つまりご契約者さまは、残されたご家族がこれまでと変わらぬ人生を送れるように保険に加入されます。でもご家族がまとまったお金を手にされることで、ご契約者さまの想いとは違うかたちで使われてしまったり、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるんです。ご加入時の想いをご家族にきちんと伝えることも私たちの大事な使命です」
大塚さんがライフプランナーとして目指すべき姿は、『ドラえもん』。友達以上、家族未満の距離で、これからもお客さまとそのご家族に寄り添っていく。

執筆:佐伯香織 撮影:西村憲太

