キャリアチェンジや人生の節目などで問われる「自分の強み」。それを堂々と言い切れる人はどれほどいるのだろうか。

今回のMy Rulesの主人公であるプルデンシャル生命のライフプランナー・大塚美那さんも「私は平凡な人間。ドラマチックな人生も、秀でた能力もなにもなかった」と話す。だがいま大塚さんは若手ライフプランナーとして期待され、社内表彰も受けるほどの成長を遂げた。

「本気で打ち込める大好きな仕事」を見つけて充実した日々を送るようになった大塚さん。人生を切り開いたのは、多くの人が持つ「人の役に立ちたい」という思いと、生まれ持った素直さだった。


▼プロフィール
大塚美那(おおつか・みな)

大学卒業後、人材派遣会社に就職。人材コーディネーターを務め、2021年11月にプルデンシャル生命にライフプランナーとして入社。


家族以外で初めて尊敬した人との出会い。そこで抱いた嫉妬と羨望

大塚さんが人材コーディネーターとして働きはじめた3年目のある日、若い女性がオフィスに駆け込んできた。

「今日中に仕事を探してほしい」

通常、求職者にマッチする仕事が決まるのに1か月ほどかかる。切羽詰まった依頼の理由を聞くと、夫を亡くして数週間。1歳の子どもを抱え、今すぐにでも働かなければならないという。

「必死に求人をお探ししました。自社で持っている求人はもちろん、大手企業に勤める友人たちにも相談しましたが、条件に合うものがなかったんです」

あきめかけたそのとき、友人から「そういう問題を解決してくれる営業マンがいる」と紹介されたのが、プルデンシャル生命・大阪中央支社長の彌山岳寛(ややま・たけひろ)さんだった。

「正直、保険屋さんか……とがっかりしたんです」

ところが、相談してみるとその人は「見つけられるかも」と応じ、人とのご縁をつないでくれたことで、2週間ほどで次の進路の方向性が見えてきた。

画像: ▲大塚さんと談笑する彌山岳寛支社長(右)

▲大塚さんと談笑する彌山岳寛支社長(右)

「『保険屋さんなのに、ここまで進路に向き合ってくれるんだ』と、感謝すると同時に、嫉妬心が湧き上がりました。でもその気落ちが、だんだんと尊敬に変わっていったんです。保険の営業よりも先に、まず相手が困っていることを解決するという姿勢がかっこよくて。初めて家族以外で心から尊敬できる人に出会った瞬間でした」

その出会いが、大塚さんの人生を大きく動かしていくことになる。


働き始めて気づいた「人の役に立つ」という喜び

4人兄弟の2番目として育った大塚さん。下の弟妹とはそれぞれ8歳、10歳離れており、警察官で不在がちな父に代わり、小学4年生の頃から、母をサポートするため新生児の世話をしていた。

小学校から高校まで続けたのは、陸上競技の短距離種目。高校時代は「1日に100mを100本走りきる」という過酷な練習を経験し、辛抱強さが培われたと笑う。母はフルタイムで仕事をしていたが、大塚さんの陸上大会には必ず応援に駆けつけてくれた。家から何時間もかかる競技場まで送り迎えをしてくれたことに、深く感謝しているそうだ。大学時代は数えきれないほどのアルバイトを経験し、夏休みは、ほとんど休みなく働いていた時期もあったという。なぜそこまで働いていたのかと聞くと、「将来のために、どんな職業があるのか、なにが自分に合うのかを知りたいという好奇心です」と笑顔を見せた。

そうした経験の中で、大塚さんはある気づきを得た。

「たとえば、飲食店でお客さまにメニューをおすすめして、『本当においしかったよ』と喜ばれると、すごく嬉しかったんです。人に頼られ、感謝されることにやりがいを感じる自分がいました」

人の役に立つこと。それが自分の喜びなのだと認識した瞬間だった。

画像: 働き始めて気づいた「人の役に立つ」という喜び

「平凡な人生でいい」という思いの陰にあった
「本気で打ち込めるものに出会いたい」という気持ち

大学卒業後は、人材コーディネーターとして働き始めた。人に関われる喜びを感じる一方で、次第に葛藤も抱えていく。勤めていた会社は業務が細かく分業されており、大塚さんが担当できるのは求職者の最初の面談だけ。その関係は1時間半ほどで終わってしまう。

「抱えているご事情を理解して引き続きサポートしたくても、別の担当者に引き継がないといけない。せめて就職されるまで、できればその先までサポートしたい。その気持ちがすごく強くなっていました」

サポートしたいという気持ちがあるのに、やり遂げられない。それは業務を超えて、自身の人生に対する葛藤にもつながっていった。

「私って本当に平凡な人間なんです。これまでの人生にドラマチックな出来事もないし、特別な才能もない。陸上も努力してきたつもりですが、誇れるような成績を挙げられなかった。平凡な人生でも幸せだろうけど、このままでいいのか……なにかに本気で打ち込んで、やり遂げてみたいという思いも募っていました」

画像: 「平凡な人生でいい」という思いの陰にあった 「本気で打ち込めるものに出会いたい」という気持ち

そんな矢先に出会ったのが、彌山支社長だった。信頼を積み重ねる支社長の仕事ぶりに憧れを抱くとともに、プルデンシャルはパッケージの商品を持たず、お客さまの家族構成や将来設計に合わせてオーダーメイドで保険を設計するという点にも魅力を感じた。そしてお客さまとは長いお付き合いができる。自分なりにプルデンシャルについて調べあげ、価値観が一致すると確信した。

「瞳をキラキラさせながら、『本気で打ちこめる仕事を探している』と訴える姿に、彼女の生まれ持った素直さと成長意欲を感じました。プルデンシャルの採用率は決して高くはありません。『誰もができる仕事ではない』『正直、面接を通過するのも難しいと思う』とも伝えましたが、まったくあきらめる様子はなかった。その姿も印象的でしたね」(彌山支社長)

そして2021年11月、大塚さんはプルデンシャルに入社し、ライフプランナーとしての道を歩み始めた。


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