前編では、プルデンシャル生命 青山第一支社長である早川 健一さんの組織づくりを伺った。しかし、メンバー全員が「この支社が、この仲間が好き」 と答える “満足度100%”の組織は、決して早川さん一人でつくり上げているわけではない。

そこで後編では、同支社の管理職である営業所長・谷 文暁さんと早川さんの管理職対談、そして同じく営業所長・牧野 剛嗣さんと、牧野さんの営業所に所属する子育て中のママライフプランナー・横田 麻里子さんの対談を実施。それぞれの立場から、「自走できる組織」のリアルを語っていただいた。


「余計なストレスがない環境」に身を置くことが、成長へのキーポイント

画像1: 「余計なストレスがない環境」に身を置くことが、成長へのキーポイント
――谷さんは「営業所長(以下、所長)」として、ライフプランナーを採用し、教育する立場です。谷さんご自身は、なぜプルデンシャルに入社し、管理職の道を進んだのでしょうか。

谷:僕は新卒で不動産会社に入社し、新興デベロッパーの仕事をしていました。やりがいは感じていましたが、とにかく忙しい業種で、休みもほとんどない。ある日先輩に、「自分にしかできない仕事がしたい」と話したら、「一人の社員に頼っていたら会社が潰れるだろ」と笑われてしまって。「自分じゃなくてもいい仕事だよな……」と複雑な気持ちになったことを覚えています。

対してプルデンシャルのライフプランナーは、「自分を看板にして勝負できる仕事」。そこに魅力を感じて、26歳で入社しました。

ライフプランナーを3年ほど経験し、29歳で管理職の道を選びました。早川さんの前任の支社長から「支社を変えたい。若い力を貸してほしい」と誘っていただいたことがきっかけです。ライフプランナーとしての僕自身の成績はそこそこ、もっと頑張ろうと思えば頑張れるけど、極めたいとまでは思っていないタイプでした。そんな自分を変えたいという気持ちもあって。

――2020年には早川さんが立ち上げた支社と合流されました。そこから4年が経ちますが、谷さんと早川さんから見た「青山第一支社」とはどんな組織ですか?
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谷:とにかく仲間意識が強いというか、「仲間が大好きな仲間たち」です。支社長が掲げる支社の経営理念のもと、皆が同じ方向を向いていて、仕事への意識が高い。僕自身、「話しにくい人」「苦手な人」はひとりもいません。

営業の仕事は、掲げた自己目標に対しては適度なストレスがあったほうが成長できると思いますが、対人関係などの環境へのストレスを感じてしまうと、自分らしくいられず成長が阻害されてしまう。そういったストレスを感じない環境に身を置けていることが幸せですね。

早川:働く環境においては、ときに「どんな仕事をするか」ということ以上に、「誰と働くか」って大事じゃないですか。「この仲間とだから頑張れる」と思ってもらえるような組織を、皆で一緒につくり上げてくれているのが嬉しいですね。入社したばかりの新人は、所長や先輩を見て育ちます。谷のような所長やベテランライフプランナーが「仲間みんなで頑張ろう」と意識してくれるだけで、支社の雰囲気は大きく変わります。

谷:青山第一支社には7つの営業所があって、ライフプランナーはそれぞれ営業所に所属しています。その営業所をまとめるのが僕ら所長の仕事です。フルコミッションの営業組織ですし、本来はそれぞれがライバルとも言えるわけですが、プルデンシャル、特に青山第一支社は、営業所の垣根を超えた交流も盛んです。僕もほかの営業所のライフプランナーに、「それどうやったの?」「うちの新人に教えてくれない?」なんて気軽にお願いしますよ。

――なぜ、フルコミッション営業の世界において、個人プレーではなく「仲間で頑張ろう」という一体感を生みだせるのでしょうか?

早川:プルデンシャルには企業文化として、「教え合い、称え合う文化」が根付いています。青山第一支社においては、やはりベテランメンバーの存在がとても大きいです。エグゼクティブ・ライフプランナー(ライフプランナーの最上位の資格を持つ)の方々が中心となって、後輩たちのために自主的にいろんな勉強会を開いてくれているんですよ。

もう一つは、今までに支社内で様々なキャンペーン(販促活動)をしたこともあるかもしれません。キャンペーンの度に、所属する営業所とは違うメンバーでチームを作って結果を競うんです。そうするとコミュニケーションが活発に取れるようになるし、メンバー同士がどんどん仲良くなっていきますよね。


組織作りは、まず管理職から。“一体感”が組織を強くする


――支社の全員が「この組織が好きだ」と回答するのは、すごいことだなと思います。谷さんから見て、その組織をまとめる早川さんはどんな上司でしょうか?
画像: 組織作りは、まず管理職から。“一体感”が組織を強くする

谷:早川さんは、「とことん話を聞きてくれる上司」ですね。例えば僕が、「こういう候補者の方がいて、こんな方向性でアプローチしたいと思っているんです」と話したとする。早川さんは僕よりも経験豊富ですから、きっと僕のやり方に対して「こうやったらうまくいくよ」という意見もあるはずなんです。でも早川さんは「うんうん、そうだね」と、ただひたすら聞いてくれる(笑)

早川:自分で答えを出せるようになって欲しいんですよ。もちろん必要なときはアドバイスもしますが、話を聞いているだけで、特に谷は 「そっか、じゃあこうしたらよさそうですね!ありがとうございました!」 なーんて言って支社長室を後にします。所長それぞれのスタイルも大事にしたいし、僕がなにかと口を挟まなくても、壁打ち相手になるだけで答えが出ることも多い。聞くことで解決できるから、僕はただ聞くだけのことが多いかな。

谷:こう早川さんはおっしゃっていますが、黙っていられることがすごいなと思う瞬間もありますよ(笑)。以前、所長全員で会議をしていたら、考え方や方向性の違いで所長同士がかなり激しい言い合いになってしまって。「支社長、まだ何も言わないのかな……。いいかげん切り上げないと、取り返しがつかなくなるんじゃ……」と、僕は内心ハラハラして見ていました。

早川:そんなこともあったね(笑)。でも言い合いの内容は、「どうやったら青山第一支社がもっと良くなるか」というものでした。仕事に対して本気だからこそ生まれる衝突ですから、僕は黙って見ていたんです。僕が途中で止めてしまったら、言いたいことを言い切らずに終わってしまう。そうすると、どこか消化不良のままになってしまうんですよ。

谷:たしかに、その後、所長の間に変な“しこり”はありません。早川さんのそういったスタンスを知っているから、僕たちは安心して腹の底から意見を出し合える。正直に意見をぶつけ合えるのは「ストレスのない環境」ともつながりますし、本音を言い合うことで管理職同士の結束も生まれる。いい環境だと思います。


社内外に「プルデンシャル」「青山第一」のファンを増やすこと

画像: 社内外に「プルデンシャル」「青山第一」のファンを増やすこと
――ところで、谷さんはリクルート活動において、この「ミモザマガジン(以下、ミモマガ)」の My Rulesを活用してくださっているそうですね……!?

※プルデンシャル生命のライフプランナーや所長が登場するコンテンツ

谷:はい、活用しない手はないと思いますよ。「プルデンシャル」「ライフプランナー」と聞くと、「一流の営業」「自由な環境」というポジティブなイメージを持つ方もいますが、「ゴリゴリの体育会系」「男性ばかり」「報酬重視」というような偏ったイメージを持たれる方も多いと聞きます。でも実際は決してそうじゃない。

実際、多様なバックグラウンドを持つ仲間が沢山いて、ライフプランナーとして活躍する女性も多い。お客さまの人生に並走するために、ひたむきに努力する仲間たちの姿を見ているので、偏ったイメージに対して正直悔しいと思う瞬間もあります。僕は、所長として沢山の方にお会いしますから、ミモマガに掲載されている境遇が近い方の記事をご紹介して、「こんな人がいるよ、読んでみてね」とお伝えするんです。そうすると、「イメージが変わりました!」と言ってくださって、ぐっと距離が近くなることも多いですよ。

――本当のプルデンシャルを知ってもらうため、ということですね。その観点だと、青山第一支社独自の取り組みもしているそうですね?

早川:我々の支社では、四半期に一度「オープンミーティング」というものを開催しています。支社では通常、週に2回全員が集まってミーティングを開催していますが、オープンミーティングの日は、社内はもちろん、お客さまや青山第一支社と関わりのある方々にお声がけして、“ありのままの姿”を見ていただいています。お越しいただいた方からは、「朝から元気をもらった!」「本当にみんなで作り上げていて素晴らしいですね」といったお声をいただきます。

このオープンミーティングを通して、いいメンバーだな、いい支社だな、いい会社だなと、支社や会社のファンを増やしていけたらいいなと思っています。


ママであり、私である。自己実現をあきらめずに働ける環境を、多くの女性に知ってほしい

画像1: ママであり、私である。自己実現をあきらめずに働ける環境を、多くの女性に知ってほしい
――ここからは、現在子育て中のママであり、営業パーソンとしてバリバリ働く横田さん、そしてその活躍をサポートする所長の牧野さんにお話を伺います。まずは横田さんから、ママ目線でのライフプランナーという仕事や、プルデンシャルの働く環境について教えてください。

横田:大きく2つの特徴があると思います。まずは、「自分で目標設定ができて、主体的にスケジュールを組める」こと。例えば平日に子どもの行事があってもスケジュールを調整して参加できるし、PTA等も参加しやすい。実際に今、PTAの役員をやっていますが、仕事と両立できるのはプルデンシャルならではです。

もうひとつは、「使命感を持ってやりたいことができる環境」であること。前職は教育出版系の企業に勤めていて、そこでの仕事も本当に大好きでした。でも、「まだ小さい子どもを保育園に預けてまで、心からやりたいことってなんだろう」と常に考えている自分がいて。

一方で今は、「やらなきゃ」に忙殺されるのではなく、「目の前の方の人生を応援する」ことに全力を注いで、使命感を持って仕事ができている。ありたい姿や夢に向かって逆算して毎日を過ごせるので、前向きに生きられるようになりました。「仕事」ではなく、「人生」が変わったんです。

――そんな横田さんを牧野さんはどのように見られていますか?
画像2: ママであり、私である。自己実現をあきらめずに働ける環境を、多くの女性に知ってほしい

牧野:マリコ(横田さん)は僕がリクルートしたのではなく、前任から引き継いだライフプランナーでした。最初は、どんな距離感で付き合っていけばいいかと迷いましたが、はっきりとモノを言ってくれる彼女の性格にずいぶん助けられましたね(笑)

マリコが僕の営業所に来た直後、営業所みんなで飲み会を開くという話になったんです。ただ、僕たちは「横田さんはママだから、夜は家に居たいのだろう」と思い込んでいた。でも、その状況を知った彼女は、「配慮は欲しいけど、遠慮は要らない!」「私もみんなと話したいから、飲み会も行きたいんです!夫と調整します!」と言ってくれた。すぐに管理職全員で、「僕たちも考えを改めよう」と話して。本音で意見を言ってくれるからこそ、お互いにストレスなく向き合えるんじゃないかなと思いますね。

――プルデンシャルにおけるライフプランナーと所長は、上司部下という関係ではなく、トレーナーであり、相談相手であり、ビジネスにおけるパートナーのような存在ですよね。お二人はお互いのことをどんな存在だと感じていますか?
画像3: ママであり、私である。自己実現をあきらめずに働ける環境を、多くの女性に知ってほしい

横田:前職で、いわゆる一般的な「上司・部下の関係」を経験した私からすると、牧野さんとの関係はまったく違うというか……私たちライフプランナーの応援団のような存在ですね。なんでも率直にお話できてストレスがありません。自分の良さを最大限引き上げてくださるし、エネルギーチャージしてくださるし、本当に信頼しています。

例えば、今年「自分らしい生き方」についての本を出版したいなと思って牧野さんに相談したことがありました。本来なら「本なんか書いていないで、保険を売れ!」と言われるようなことかもしれません。でも牧野さんは、「マリコの強みになるし、その本がお客さまの支えになることもあるかもしれないよね」と、むしろ応援してくださいました。

牧野:「本を出したい」と相談されたとき、まず仕事に子育てに忙しいなか、新しいことがしたいと言えるそのパワーに驚きました。彼女はほかにもSNSを通じて人脈を広げたり、女性同士のコミュニティに積極的に参加したりと輪を広げるのがとても上手です。プルデンシャルの社内においても、「自分の強み」を最大限活かすマリコの働き方が、一つのロールモデルになってくれるのではと期待しています。

横田:こうやっていつも背中を押してくださる牧野さんの存在がありがたい……!そして、私の人生を変えてくださった前任の所長にも、心から感謝しています。まだ私はライフプランナーとしての大きな実績を残せているわけではないですが、いつか成長した姿をお世話になった皆さまにお見せするのが今の目標です。


執筆:山口 真央 写真:岡元 紀樹 構成:プルデンシャル生命広報・ミモザマガジン編集部

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