今も、旅の延長線上にいる。キャリアアップを求めて「金融」の道へ

画像1: 今も、旅の延長線上にいる。キャリアアップを求めて「金融」の道へ

大学を卒業後、キャビンアテンダント、そしてクルーズ船の船員となり、「日本と世界の架け橋になる」という夢を叶えた宮島さん。「大好きな仕事だったから、どちらも本当はもっと続けたかった」そうだが、自分が接客をしてきたお客さまのような人生を送りたい……との思いから、よりキャリアアップできる場所を求め、27歳のときに船を降りた。

そして次に選んだ仕事が、プルデンシャル生命のライフプランナーである。一流の営業パーソンが集い、フルコミッション(完全成果報酬)という実力勝負の世界で挑戦することを決めた。

「どちらかを選択しなければならないのなら、難しい方を選ぶ」

この言葉をモットーとする彼女らしい選択なのだろう。

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そこから早16年――。がむしゃらに働いた新人時代から、ベテランとなった現在まで、一人ひとりのお客さまとの想い出があるという宮島さん。中でも忘れられない、ご加入時から担当するお客さまとの話をしてくれた。

「栄養士として働く、お若い男性のお客さまです。お父さまを心筋梗塞で早くに亡くされ、母子家庭で育った方でした。お父さまが台所で突然倒れた瞬間も覚えているそうで、 『自分も家族ができたから将来に備えたい』 という想いから、生命保険の追加契約を検討していただいていました。しかし、ご提供いただいた健康診断の心電図の波形について本社から指摘が入り、医師の診断書を求められました。お客さまに数ヵ所の病院を回っていただいても、医師から『診断書は書けない』と断られ続けてしまい……。よくよく聞いてみると、お客さまのお兄さまは心臓にペースメーカーが入っているとのことでした」

病院を当たる度に診療費がかかり、目的である診断書は取得できない。さすがにお客さまからも「自分は健康なのに、なぜそこまでしなければならないのか」と困惑されてしまった宮島さん。それでも諦めてはいけないと思ったそうだ。

「胸騒ぎがしました。保険加入云々よりも、しっかりと調べていただいた方がよい。それがお客さまのためになる、そう思ったんです」

その後、大きな病院で3日間の心電図を取ることになったお客さま。しかしそれでも正確な診断は出ず、改めて7日間入院し、寝たきりで心電図を取ることになった。その結果、医師から言われた言葉は、「あなたの心臓は、今この瞬間に止まってもおかしくない。今すぐにペースメーカーをいれてください」 というものだった。

「お客さまからはとても感謝されました。『宮島さんが諦めずに検査を勧めてくれたから、自分は生きていられる』 と。この時に、ライフプランナーとしての仕事ができたような感覚を覚えました。ただの保険の担当者ではなく、お客さまに寄り添い続けるという仕事の意味を実感したんです」


宮島さんの「My Rules」

画像: 宮島さんの「My Rules」

中学生の娘さんを育てる母でもある宮島さん。娘さんと一緒に、近所の銭湯やサウナに行き、地元の人たちとの触れ合いの時間に幸せを感じるそうだ。そんな宮島さんにも、仕事と子育ての両立で葛藤した時期があったという。「子育て」と「仕事」のルールを聞いてみた。


頼れるなら、頼ってみたらいい

「じつは私、昔は全然『人に頼れない』タイプの人間でした。すべて自分でやらなきゃと思い込んでいた。でも、プルデンシャル入社後に娘を出産して、頼らなくてはやっていけない状況になりました。以前はお客さまに合わせて夜のアポイントも入れていましたが、あるときから意を決し、育児中である自分の状況をお客さまにお伝えするようにしてみたんです。そしたら、すんなりお昼の時間にアポイントをいただけるようになって」

「一歩踏み出して、『まずはひとこと伝えてみる』 を実践してみたら、みんなが助けてくれて、気持ちが楽になりました。今でもたくさんの人に頼っていますよ。ハウスキーパーさん、食事を作ってくださる方……。無理に自分を追い込まず、頼れるなら頼ってみたらいいと思います」


娘が最優先。小さなSOSも受け止めたい

「今の私は、娘を最優先にして働いています。というのも、プルデンシャルに入社したばかりの頃は、がむしゃらに頑張りすぎていたのかも……と反省する気持ちがあるからです」

「娘の中学校受験を考え出した頃、どこの学校に行きたいの?と聞くと、娘が 『学校に行くよりママと家で勉強したい』 と言いました。そのとき、娘に寂しい思いをさせていたことを実感したんです。もっと娘との時間を優先させよう、小さなSOSをしっかり受け止められる母でいよう。そう自分に誓っています」


「学び」とは楽しむもの。今も新しい世界に触れて学ぶ

「高校時代に大親友がいました。彼女はとても優秀で、お父さまは国の機関の中枢で働く著名な方。彼女との会話はとても楽しくて、日本の将来や、北欧と日本の税への意識の違いなど、沢山のことを話しました。高校生ながら大学の図書館に通い続け、本を通じて学ぶ彼女の姿から、『勉強とは学校で座って学ぶだけじゃない。興味があることを自分で調べて学び、経験し、楽しむものだ』 ということを知りました」

「だから今でも、ライフプランナーとして楽しみながら学びを続けています。空と海からは離れましたが、今でも“世界”を意識していて。お客さまの中には、お子さんの留学を考える方も多いです。そのアドバイスができるよう、“留学アドバイザー”の資格を取得しました。今でも数年に一度は、教育先進国であるフィンランドに海外視察に行きますし、フィンランド大使の方とも交流があります。他にも、国際結婚をされた方へのサポートにも力を入れています。自分の好きな分野の学びを深め、その知識でお客さまの役に立てる。『やりたいことが全部できる』というのも、ライフプランナーの最大の魅力じゃないかなと思います」


未来への安心をお届けすること。それがライフプランナーとしての使命

画像1: 未来への安心をお届けすること。それがライフプランナーとしての使命

仕事、家事、育児、そして自分を磨くための学びの時間……、何足ものわらじを履く宮島さん。多忙な毎日の中で思い出すのは、やはり 『妙、全部やり切れ』 という恩師の言葉だ。

「仕事と育児の両立ってやっぱり大変ですよね。キャリアを積んできたのに、育児のために仕事を辞めようと考えるママもまだまだ多いと感じます。でもそんなとき、『仕事はいつかまた頑張れるときがくるよ』 ってお伝えしているんです。人生には少しブレーキを踏まなくちゃいけない期間もある。焦らずに頑張れるときを待って、時間をかけて全部やり切ったらいいと思うんです」

実際に、宮島さんのお客さまのなかには、経営者やキャリア女性などの働くママも多い。そんな「頑張っている」方たちに向けた、ライフプランナーとしての想いを教えてくれた。

「頑張る人こそ、目の前のことに精一杯で、ときに孤独を感じてしまったり、将来のことや自分の気持ちを後回しにしてしまったりします。だからこそ私は、頑張っている方のお役に立ちたい。生命保険の保障で解決できるならば私の領域ですし、そうでなくてもご縁を繋いで差し上げたり、何かお手伝いができたらいい。いつ何が起きてもいいように、一緒に将来を考えて『安心』をお届けしたいんです。頼っていただける自分であるために、私も自分を磨き続けなければと思っています」

空と海から地上に場所を移し、お客さまに寄り添い「安心」をお届けする。学生時代の恩師の言葉を胸に、宮島さんの人生の航海は続く。

画像2: 未来への安心をお届けすること。それがライフプランナーとしての使命

*本記事(前編)は、商船三井クルーズ株式会社「にっぽん丸」さまの全面協力のもと、撮影を行わせていただきました

写真:梶 礼哉


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