「生命保険営業」と聞いて、どんな人を想像するだろう。もしも、「相手の人生に想いを馳せ、正直で、“保険の必要性“を、とことん納得いくまで話してくれる、まっすぐな営業パーソンがいる」と聞いたら、「自分も一度会ってみたい」と思わないだろうか。

今回の主人公は、プルデンシャル生命のライフプランナー(以下LP)、岡本絹代さん。
生まれも育ちも大阪という、生粋のなにわの女性だ。岡本さんは、会社員から自営業の妻となり、その後は海外ラリーのナビゲーターをしていたこともある。

今では保険営業の枠を超えて、若いお客さまからは“姉さん”と慕われ、経営者やプロスポーツ選手とも家族ぐるみでお付き合いをする彼女だが、幼少期には両親の離婚、裕福とはいえなかった家庭環境により、ほろ苦い思い出も持っていた。

「いろんな人生があっていいと思うんです」と常に前を向く岡本さんに、自分らしい人生を歩むヒントを聞いた。

前編:ラリーで学んだ「目標へ突き進んでいく」ということ
後編:LPとしての原動力になった幼少期の思いと、「My Rules」(←今回の記事はココ!) 

幼少期のほろ苦い思い出があったから、今の私がいる

画像: 幼少期のほろ苦い思い出があったから、今の私がいる

すべての質問に、笑顔で正直に語ってくれる岡本さんだが、実は幼少期に両親の離婚を経験している。

「私が小学校6年生のときに両親が離婚して、私と弟は母のほうについていきました。それ以前からほぼ別居状態だったので、心情的にはあまり変化はなくて。母のことは大好きで、私たちのことを第一に考えてくれる、優しい人です。でも、生活は楽ではなかったんです……。家賃を抑えて、広くはないリビングで声を潜めて暮らしていましたし、自分一人の部屋も欲しかった。リビングにグランドピアノがある友人の家が心底うらやましかったです」

岡本さんがプルデンシャルに転職を決めた理由は、先に述べた「成長できそう」という理由以外に、もう一つあったのだ。「お金があれば、人生の選択肢が増やせる」ということを知っていた。

「母が愛情をくれたので、ひとり親でもほとんど辛い思いはしていません。でも、習い事に制限があったり、決して選択肢は多くなかった。だから、私がもし母親になったときは、子どもに選択肢を与えられるだけの収入があったらいいなと思っていました。プルデンシャルは、性別による待遇や報酬の差がないフェアな環境だし、ライフイベントを迎えた社員には制度面でのフォローも手厚い。私、この環境なら挑戦できるなって思いました」


自分を満たすことで、人にも優しくなれる。今は母への恩返しができていることが嬉しい

画像: 自分を満たすことで、人にも優しくなれる。今は母への恩返しができていることが嬉しい

「独身に戻ったし、子どもは持たなかったので、今は家族を幸せにするためにお金を使っています。『子どもに選択肢を与えたい』から、『自分の選択肢を増やす』へ方向転換したというのかな。12歳の頃の私には想像できなかったような、広くて寛げるリビングのあるおうちで、母と愛猫と暮らしています」

「気の合う友人やお客さまと時間を共有して、趣味のゴルフをして、外国を旅して……。そのおかげで私は満たされているし、自分が幸せだからこそ、母にも優しくなれる。母ともよく海外旅行にいきますし、結果的に育ててくれた恩返しができているなと感じます」


恩返しというともうひとつ、岡本さんは数年前に大きな決断をしている。幼少期に離婚した両親を、岡本さんの手によって再婚させているのだ。

「弟夫婦に、両親にとっての孫が生まれたのを機に、家族で集まることがあったんです。LPという仕事柄もあってか、『父の遺族年金』の話なんかも話題にあがったりしてね。父も母もお互いずっと独身のままだったし、何があってもおかしくない年齢です。だから母に、『お父さんともう一度、一緒に暮らしてあげたら?』って。『自分の両親が孤独死したら嫌やで』って伝えたんです」

岡本さんの想いが通じ、両親は再婚。物心がつく頃には父とは別居していた岡本さんにとって、初めて父と同じ屋根の下で暮らすという経験になった。残念ながら、3年前にその父は亡くなったが、「それまでちゃんと話をしたことがなかったから、一緒に暮らすことで父親のことを理解できて、本当によかった」と、岡本さんは優しく微笑んだ。


岡本さんの「My Rules」

画像: 岡本さんの「My Rules」

岡本さんの「My Rules」は、シンプルで、ストレートで、とても彼女らしい。


自分を大きく見せようとしない。カッコつけないほうが、カッコいい。

「例えば経営者の方に保険のお話をさせていただくとき。分からないことがあったら、なんとなく分かったふりをするんじゃなくて、正直に『勉強不足で申し訳ありません。ここがわからなかったので、勉強させてください』って素直に伝えます。そして、自分で学ぶか、知識や経験のある先輩に教えを請うなどして、次回までにきちんと勉強して臨みます」

分かってはいても、つい自分を大きく見せたくなってしまうものだと思うが……。

「取り繕った嘘はバレるものだし、知ったかぶりをする方がカッコ悪い。ライフプランナー・岡本絹代という人間のことを根っこから信頼してもらえたら、そこがきっと長いお付き合いのスタートになるんだと思うんです。常にまっすぐ、正直に、です」


「一事が万事」をモットーに

「誰かに見られているときも、見られていないときも、『自分だったらどうするかな、どうしてほしいかな』と必ず相手の立場に立って考えます。そして誰に対しても、いつも同じ気持ちで接したい」

さらに、「今日できることは必ず今日のうちに済ませます。だって、明日突然お客さまから何かのお誘いをいただくかもしれない。ああ、昨日のうちに済ませておけばよかった…なんて後悔したくないじゃないですか。小さなことがすべてにつながっていく。チャンスは逃さないように努力しないと!」


LPとは、“人生のナビゲーター”みたいな仕事。

画像: ▲ご本人提供 先輩LPの方々とラウンドした際の一枚

▲ご本人提供 先輩LPの方々とラウンドした際の一枚

岡本さんは、大のゴルフ好き。昔からずっと続けているといい、直近では年間で80ラウンドを超えるほど通い詰めた年もあったという。

「趣味がゴルフでよかったなと思うのは、お客さまはもちろん、ゴルフを愛する社内の先輩とも気軽にお話ができることです。“レジェンドLP”と呼ばれるような方々とラウンドさせていただくと、仕事に活かせる学びもすごく多い。でも、何よりも嬉しいのは、10年後、15年後の自分の姿を想像させてもらえることですね。この先もずっと、先輩方のように、楽しくLP人生を謳歌したいなって、ワクワクします!」

ゴルフは、LPという仕事とも共通点があった。

「ゴルフは逆算のスポーツ。PAR4のコースなら、3回でグリーンに乗せたいですよね。そのためには、適切なクラブを選んで、適切なフォームでショットを打たなくちゃいけない。LPの仕事も同じです。お客さまが描く夢に向かって適切な保障をご提案する必要があるし、時には見直しも必要になる」


最後に、“人生はラリーに例えることもできる” と岡本さんは言った。

「人生ってラリーと似ていますよね。山あり、谷あり。時に想像もしていなかったような道なき道を進まなくちゃいけない。少し勇気が必要な区間もある。だから私は、お客さまにとっての “人生のナビゲーター”でいたいですね」

まっすぐ、すなおに、正直に。岡本さんは、決して自分の気持ちに嘘をつかない。

画像: LPとは、“人生のナビゲーター”みたいな仕事。

インタビュー・執筆:山口 真央
写真:梶 礼哉

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