身長195cmのアフロヘアに、屈託のない笑顔。タレント・俳優として幅広く活躍する副島淳(そえじま じゅん)さんは、人の目を奪う魅力をもつ。現在は複数キー局の帯番組にテレビ出演するなど、老若男女に愛される副島さんだが、幼少期にはミックスルーツであることを理由に壮絶ないじめを経験した。みずから命を絶つことまで考えたのも、一度や二度ではないという。

そんな経験から彼が肯定するのは「逃げるという選択肢を持つこと」。人に対する本質的なやさしさを滲ませる彼の言葉は、まるで日照りの中の木陰のように、しがらみの多い現代社会を生きる私たちに、安らぎの場所を示してくれる。



褒め言葉は「テレビと変わらないですね」

副島:いまは9割くらいタレント業です。元々は舞台やドラマなど俳優業を中心に活動していたのですが、NHK『あさイチ』に出演させていただくようになってから、少しずつタレント業の仕事が増え、いまでは逆転。もしかすると、僕のキャラがみんなにバレてきたからかもしれません(笑)

副島:もう6〜7年になるのかな。2018年のシーズンでチームの応援アンバサダーをやらせていただいたのがきっかけで、長くいろいろなお仕事をいただいています。

そもそも芸能界に入ったきっかけは、大学バスケ部の顧問の先生のつながりでいただいたエキストラのお仕事。「バスケがなかったら、いま頃何していたんだろう」というくらいに、バスケをやっていてよかったなと感じています。

副島:ありがとうございます!リポーターとして街頭ロケに行くと、接する人たちみなさん口を揃えて「テレビと変わらないですね」と言ってくださいます。

副島:そんなに器用な人間ではないので、「場所ごとに臨機応変に態度を変える」というのができないだけなんですよね。『あさイチ』に出演するのも、こうしてインタビューを受けるのも、ただ自然体なだけで。

「テレビと変わらないですね」は、僕の中では褒め言葉として受け止めているので、お礼を言うようにしています。

副島:実はそうでもなくて。ただ、声をかけてくださったときの距離感はみなさん近い(笑)。特にご年配の方は、初めて会ったのに「ウチの孫」くらいの距離感で接してくださる方もいるんですよ。