家族の存在が支えであり、最大の癒しになっている
福地さんは、5歳になる娘さんの“母親”という顔も持つ。そんな福地さんを支え、ともに子育てをする夫の宇賀神吉敬さんも、プルデンシャルの札幌地区で支社長職を務めている。
そんな宇賀神さんも、福地さんの努力やマネージャーとしての能力に一目置く。
「彼女の面倒見のよさは個性であり、長所ですね。家でも携帯電話を常に気にしていて、できる限りお客さまやライフプランナーからの連絡に応えています。その誠実さが周りからの信頼感につながるのかなと。マネージャーとしても、日々接するメンバーごとにスイッチが入ったタイミングを見極めて、最適な距離感で関わりますね。“待つ”ことができるマネジメントは、僕には欠けている要素で羨ましくもあります(笑)」
子育てをしながら、マネージャーとしてメンバーの成長をサポートする毎日は、目がまわるような慌ただしさだろう。福地さん自身は、「娘との時間が癒やし」というが、それでもその時間を増やすことは当面なさそうだと笑う。
「家族は最大の支えです。特に娘は本当に可愛くて、癒しでしかありません。でも私にとって、自分が採用したメンバーは、娘と同じような存在なんです。メンバーの人生を預かっていると思っていますから、できる限り向き合っていたい。我が子には少し寂しい思いをさせてしまっているかな……と感じることもありますが、子育てに対する会社のサポート制度も手厚いですし、それを最大限活用しつつ、メンバーや自分のキャリアも追いかけていきたいと思っています」
「この先もずーっと『子どもとの時間がない』と言い続けているのかもしれない!」と笑う姿からは、日々の充実が感じられた。
そんな福地さんの生き方の原点となっているもの。それは、小学6年生の時に、塾の先生からもらった鉛筆に書かれていた「努力は必ず報われる」という言葉だ。
「私は自分で掲げた目標は必ず達成します。達成できないのは努力が足りだけかもしれないし、達成するまで諦めなければいい。ずっと自分自身のことを好きでいたいから、日々目標へと邁進しているのかもしれません」
執筆:佐伯香織 撮影:梶 礼哉 構成:プルデンシャル生命広報・ミモザマガジン編集部